第38回 山岳写真集団「くもの会」WEB写真展


第38回山岳写真集団くもの会写真展

WEB展示会

同時開催 場所:ギャラリー黒猫
   松山市湊町5丁目4-10 小野田ビル2F(松山市駅 いよてつ高島屋前ロータリー北側)
2025.1.28(火)-2.2(日)

38th cover photo

雲海   by 渡辺 二孝
石鎚山第一ルンゼから瓶ヶ森

午後の帰り道はガスが晴れ、べったりした雲海が次第に
下がっていった。瓶ヶ森が真っすぐ歩いていけそうに
横たわっている。(4月上旬撮影)


◆ 

白石 崇 『表があれば裏もある』
 石鎚山弥山より天狗岳を望む

思い出の天狗岳の撮影です。ひと昔前、ある有名な写真
家に「冬、弥山から見る天狗岳のご来光は日本一だ。し
かし皆が狙わない方角から別の撮り方がないか考えて見
る手もあるなあ」とのヒントを戴いて撮ったのがこの作品
です。 果たしてどうかなあ?(2016.1.1)

白石 崇『怪雲迫り来る』
撮影場所 三の森(面河尾根の頭)より石鎚連峰を望む

写真を始めたころ何時も師匠に「あんたがもうちょっと待
つ事が出来たらええ写真が撮れるんじゃがなあ」と言われ
ていた。顔とカメラがブユの猛攻を受けて場所変えを考え
ていた時、西風に乗った一塊の雲が現れ怪獣が石鎚山に襲
い被さる様に広がって行った。待って良かった作品です。
(2016 年7 月6 日)


◆ 

植木 菜津子『雪の剣ヶ峰』
撮影場所 大山弥山より剣ヶ峰を見る

中国地方の最高峰、西日本の中でも圧倒的な積雪量を誇る
伯耆大山。その最高点が剣ヶ峰(標高1,729m)この日は絶好
の登山日和。平日にも関わらず、登山口の駐車場には鳥取県内
外の車でいっぱいだった。(2023 年3 月3 日)


植木 菜津子 『縦走路に秋』
西黒森山頂直下

この日のUFO ラインは雨のち晴れ予報。滝雲に会えるか
もしれない…。秋の西黒森へ。予想をはるかに上回る滝雲を
目に焼き付け、山頂へ。絶え間なく流れる雲が途切れた瞬間
に見えた景色。山頂直下、大きな岩の特等席より。(2024 年10 月20 日)




中田 直美  『我逢山』
石鎚山弥山から天狗岳を望む

錦秋に染まる石鎚山山頂の朝、絶え間なく湧き上がるガ
スの切れ間、背後から陽射しを受けた天狗岳の頂がわずか
の間、姿を現した。こういう状況での出逢いは自然への畏
れを抱く瞬間でもある。(10月2日)


中田 直美 『 凍 』
石鎚山弥山

小雨降る土小屋を出発。標高が上がるにつれ雨粒が雪に
変わりやがて気温は氷点下に。
下界では見られない冬山好き人間にはたまらない世界だ。(11月26日)



英 皐月 『都忘れ』
面河渓

高山植物の深山嫁菜かと思ったら独花と葉の形状で、都忘れ
らしい。どちらもキク科シオン属だそうで、私の観たこの深
山嫁菜は人の手で植えられた園芸品種の、都忘れだそうです。(2024.6.6)


英 皐月『曾孫まで 赤坂泉桜舞ふ』
砥部町重光 赤坂泉

赤坂泉は、天明元年(1781 年)灌漑目的で開墾された。重
信川水系の伏流水が湧き出る水量豊な泉です。160 本の陽光
八重桜とそめいよしのが植えられてる桜のオアシスです。ひ
いじいじにとっては、桜より、無邪気に遊ぶ曾孫にしか目線
はいってませんせした。(2024.4.7)



渡辺 ニ孝 『ふり返れば』
新城山から

12 月に入って低山でも紅葉が広がった。
雲の間から陽がさしていたが、腰折山や恵良山に同時に陽が
射すタイミングが丁度やってきた。
うまい具合ピークが並んだ。(2024.12.8)



渡辺 ニ孝  『山頂が見え隠れ』
土小屋から石鎚山

おなじみの風景かもしれないが、山頂が隠れて見えそうで
見えない時もよくある。
この日もそうだったが、雲が流れて山頂が見えたので思わず
シャッターを切った。(2024.9.16)



渡部 義文 『冬の気配』
十勝岳山頂

北海道の山では平年は10 月に雪景色、しかし今年はまだ雪は
無いものの冷えきった風が霧となって静かに流れる、昼間の静
粛なひと時でした。(2024.10.16)


渡部 義文『跡を振り返る』
望岳台(十勝岳登山口)

12 月中は望岳台まで除雪されていて車で行き、約1時間
十勝岳避難小屋まで歩いてみました。避難小屋までは比較的
平坦な地形で、スノーシューを履いて雪上歩きを楽しむこと
が出来ます。(2024.12.21)



松本 浩明『初冬の稜線』
予土国境 黒岩山から

予土国境黒岩山(1350)から大土岐山(1476)への稜線に
は、霧氷の花の首飾り。おー 愛のしるし (^^♪。(2024.11.24)


松本 浩明『北信五岳黒姫山』
黒姫山稜線からの高妻山、乙妻山

黒姫山稜線からの高妻山(2353)、乙妻山(2318)から
左に続く稜線は戸隠山に続きます。厳しい蟻の戸渡りの
山です。(2024.9.20)




曽我部 悦 『春うらら』
皿ヶ嶺 天狗の庭

昨年は、天狗の庭の花の開花時期が随分早く、白花エンレ
イソウは終わっていました。
木々の新緑、淡緑、薄緑。透けて見える緑、心の洗われる
心地の良さで、いつまでも座り込み続けました。(2024.5.3)


曽我部 悦 『幻 影』
瓶ヶ森林道伊予富士の下

昨年は、岩黒山のアケボノツツジが、全くダメでした。
瓶ヶ森林道の何時もの場所へ来てみましたが。
花付が少ししかなく、さみしいアケボノツツジでした。
にぎやかな幻想をと、シャッターを3回重ねました。(2024.5.2)




中川 雅仁『黄金の朝焼け』
石鎚山弥山

台風崩れの熱帯低気圧が四国を横断してた2 日に、松山で
はひどい状態なのを知らず、少し日差しのさした登山道を登
り、二の鎖小屋から少し霧雨と風で濡れながら登った翌日の
朝景です。最高でした!!(2024.11.3)


中川 雅仁 『霊峰の目覚め』
石鎚山弥山

雲の龍が龍のように見える様は、まさに霊峰です。(2024.11.3)

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